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自分からお店などを探す場合においては、雑誌や電話帳よりもインターネットが活用されています。 |
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サントリーではBARを案内するサイトも運営している。 |
BARや落ち着いたレストランというのは敷居が高く、なかなか入りにくいものです。
敷居の高さを保ちつつも、それを踏まえたうえで来店しようとする新規のお客様をエスコートするのにもホームページは活躍します。
ホームページでお店の雰囲気やスタッフの人柄がわかれば入店しやすくなりますし、掲示板などでスタッフや常連客、お店に興味を持っている潜在顧客との交流をはかることもできます。
またお店の雰囲気を保ちお客様に不快な思いを抱かせないために、あらかじめお店側が要望するルールやマナーをホームページに記載しておくこともできます。
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法律事務所や病院もインターネットで探すケースが増えている。 |
多くの人にとって法律事務所にはあまり縁がなく、トラブルに遭ってもなかなか足が向かず泣き寝入りすることが多いものです。
仕事などで接点がなければ弁護士さんに会うのも初めてという人が多く、どこへ相談すべきか悩んでしまってそのまま問題を放置するという結果に陥り易いのです。
そんな時インターネット検索や地域情報ページで法律事務所のホームページが出てくれば、相談への手掛かりとなります。
また費用を心配する人が多いので、料金についてもわかりやすく記載しておくと安心して相談に訪れることができます。
健康ブームと医療ミス問題が話題になっている昨今では、病院選びに慎重になる人も増えています。軽い体調不良なら気にしませんが、大病や妊娠、人間ドックともなると病院選びは人生を左右する一大事だからです。
そのためインターネット上にはたくさんの病院紹介ページがあります。まずはそこに紹介されなければ選択肢に入りませんし、ホームページがなければ病院の良いところを知ってもらうことさえできません。 |
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キリンビールの缶に記されているホームページアドレス。 |
商品のラベルやパッケージを見ると、ホームページアドレスが記載されています。
商品を購入してラベルを見た消費者はホームページの存在を知り、ホームページでシリーズ商品や同メーカーの他の商品の情報を得ることができるからです。
このため、最近では会社のホームページだけではなく商品ごとにホームページアドレスを用意して専用のホームページを設けるケースが増えてきました。
また、メーカーだけではなく販売店も袋やチラシにホームページアドレスを記載しています。
ホームページでチェーン店の存在や特売情報などを宣伝できるからです。
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ホームページ上での公募・投票により商品化された「うまい棒エビマヨネーズ味」。 |
インターネットではホームページを見ている人も情報を発信することができます。
電話のように時間を気にすることもなく、郵送のようにポストまで行く手間もなく、気軽に情報の交換が行えます。
これを活かして、企業では商品開発のためのマーケティングやアイデアの公募をホームページ上で行っています。
カップ麺、菓子パン、自動車のパーツなど、さまざまなジャンルで消費者とのコミュニケーションから新商品が生まれています。
駄菓子メーカーのやおきんではホームページでの公募や投票により新商品開発へと至りました。 |
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牛丼のチェーン店「すき家」ホームページの問い合わせページ。 |
「お客様の声」というハガキやアンケート用紙が飲食店などに設置されていることがよくあります。
スタッフ数の多い店やチェーン店などでは目が行き届かなくなるため、接客やサービスに問題がないかを消費者に直訴してもらうための手段なのです。
しかし、郵送では面倒でなかなか書いて送ってもらえないので店舗で回収するものが多く、このような仕組みでは上層機関に見られて都合の悪い用紙をスタッフが破棄してしまうケースが多々あります。
鍵のついた箱を用意しても、スタッフの目の前で用紙を投函することに抵抗を感じる消費者も多く意見が集まりにくいものです。
接客やサービスの悪さに不満があっても、面と向かっては苦情を言いにくいものです。
この苦情、つまり消費者の正直な声を聞くことができれば謝罪をし、今後の経営改善に役立てることができるのです。
消費者の不満は経営上のガンです。自覚症状が出るまでに時間がかかり、徐々に経営を蝕んでゆきます。
ホームページに苦情受付コーナーを用意しておけば悪い芽を小さなうちに摘み取ることができ、スタッフに緊張感を与える効果が期待できます。 |
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マイナーな商品も全国には必要としている人がたくさんいる。 |
ミドリガメなどに甲羅干しをさせるために水槽に浮かす“浮島”などと呼ばれる商品があります。これと同様の商品を当方スタッフが別の会社に勤務していた時代に企画提出したところ、マーケットが小さいという理由で採用されなかったとのことです。
浮島はその後数社のメーカーで商品化されているのでビジネスとして成り立つアイデアであったのでしょうが、人も企業もリスクを恐れるのは仕方のないことです。
しかし最近では、よりリスクが高いと思われる商品がインターネット上で販売されています。
例えば陸ガメ専用のエサといったものが販売されていますが、このような商品は人口の多い都市の店舗かインターネット上でしか販売していません。販売店が在庫を抱えるリスクがあるからです。
インターネット上でビジネスが成り立つのは、陸ガメを飼育している人が全国的には多数いるからです。 |
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ある地方の方が地元の安産のお守りを遠方の友人に贈ったところ、無事に希望どおりの男の子を授かりました。
その後、そのご友人は出産予定の親戚にも同じお守りを贈りたいと連絡してきたそうです。
そこでこれをインターネット上で販売しようと考え、打ち合わせを重ねてホームページを開設しました。
お守りだけではなく地元の民芸品や食料品まで取り扱いの幅を広げ、地元では当たり前のものも他の地方の人には新しい価値があることを発見されたそうです。
最近ではアジアン雑貨やレトロなものがブームとなっていますので、意外と価値のあるものが見逃されているかもしれません。 |
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深夜放送の通販番組もホームページで受付を行っている。 |
資料の請求などを郵送で行うのは、面倒なものです。
電話なら手間は省けますが、受付時間が限られていてタイミングが合わないなどの不便があります。
ホームページに申し込みや問い合わせのページを設けておけば、24時間働いてくれる受付スタッフがいるのと同じです。
しかもランニングコストはスタッフ1日の給料と同じくらいなのです。 |
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